目次
材料(17センチのシフォン型1台分)
【卵黄生地】
●卵黄...4個
●絹ごし豆腐...150g
●薄力粉...100g
●砂糖...60g
●サラダ油...30g
●バニラオイル...20滴
バニラエッセンスでも可
【メレンゲ】
●卵白...4個
●砂糖...40g
作り方
卵はしっかり冷やしておきます。
薄力粉はふるっておきます。
豆腐は10分ほど水切りしておきます。
卵が冷えて、豆腐の水切りが完了したらオーブンを170度に予熱しておきます。
卵黄生地を作ります。
水切りした豆腐をボウルに入れてハンドミキサーのパワーを最初は低速にして滑らかになるまで混ぜてある程度滑らかになったら高速でさらに混ぜます。
卵を割り、卵黄は(2)の豆腐が入ってるボウルに卵白は油分や水分がついていないボウルにそれぞれ入れます。
卵白のボウルに水分や油分がついてたらふき取りましょう。メレンゲが出来ない原因になります。
卵黄と卵白をわけたら卵白が入ってるボウルは冷蔵庫に入れて冷やします。冷やさないでメレンゲを作ると泡立たない原因になります。
卵黄をハンドミキサーで泡立てるのですが、目安は【卵黄がもったりするまで】、【卵黄が白っぽくなるまで】などありますが、卵黄のかたまりが無くなるまでで大丈夫です。ですが、泡立て足りないとシフォンケーキが出来上がって切ったら生地の中に卵黄のかたまりが残ってしまいます。卵黄を泡立てる際はハンドミキサーのパワーは低速にしましょう。高速で混ぜると卵黄が飛び散ります。
卵黄を良く溶いたら砂糖、バニラオイル(バニラエッセンス)、サラダ油を入れてゴムベラで良く混ぜます。
薄力粉を加えて粉っぽさが無くなるまで混ぜます。
練り混ぜすぎると膨らまない原因になりますのでご注意下さい。
これで卵黄生地の出来上がりです。
メレンゲを作ります。
冷蔵庫から卵白が入ってるボウルを出して砂糖を入れます。
シフォンケーキのメレンゲはツノが立つくらいが定番ですが、今回は卵黄生地との【混ぜやすさ】を重視してメレンゲはツノの先が少し曲がるくらいを目安にします。
ハンドミキサーのパワーを高速にし1分泡立てます。
ハンドミキサーの性能にもよりますが1分間泡立てると弾力が無いもったりしたメレンゲになります。
もう少し泡立てる必要があるのですが次はハンドミキサーのパワーを低速にしツノの先だけ曲がるくらいのメレンゲを作ります。
低速で泡立てる事でキメを整える事が出来ます。
キメを細かく整えつつツノの先が曲がるメレンゲを作ります。
写真をご覧下さい。ツノの先が曲がっています。これが目安です。
卵黄生地をメレンゲのボウルに全て入れてメレンゲを出来るだけ潰さないようにさっくりと混ぜるのですが【の】の字をイメージして底からすくい上げるようにゴムベラを動かしながらボウルを反時計回りに回して卵黄生地と混ぜます。
メレンゲが残っていないか確認しつつ混ぜましょう。
シフォン型に生地を入れます。
シフォン型は17センチを使います。
真ん中の筒に親指をそえて、4本の指で型の側面を固定するようにし、トントンと軽く台に叩きます。
※この作業は生地の表面を平らにする効果と気泡を抜く効果があります。
170度のオーブンで35分焼きます。
ケーキが焼けたら鍋敷きを準備しシフォン型を逆さまに2、3時間くらいおきます。
※逆さまにする事で縮むのを防ぎます。
型から生地を取り出す作業をします。【手外し】という方法で取り出します。
上から見てシフォンケーキの外側を型に沿って高さが1/3から半分くらいまで押します。
この作業を一周したら真ん中の筒の部分も高さが1/3から半分くらいまで押します。この作業も一周します。
型をひっくり返して4本の指で側面を持ち親指で底の部分を押します。簡単に外れない場合は型を回しながら親指で押し付けます。
型の底面からシフォンケーキを外します。
型を横に持ちシフォンケーキを外側から内側へ押します。この作業も一周します。一周押したら型を外します。
【手外しについて】
せっかく膨らんだのに手で潰しちゃうの?と思うかもしれません。ですが、手で押しつぶしてもシフォンケーキは元に戻るんです。
シフォンケーキナイフを型とケーキの間に入れ回して外す方法もありますが、ケーキが破れる可能性があります。
手外しの方が確実に外れるのでおすすめです。
シフォンケーキをお好みの大きさに切ります。
作り方について
焼き時間と温度は調整して下さい。
出来たその日でも美味しいのですが、冷蔵庫で一晩おくと卵の風味が出てきますし、しっとりとした食感が増して美味しいですよ。
シフォンケーキはメレンゲが命です。作り方の通りツノの先が少し曲がる程度のメレンゲを作ったら卵黄生地と【の】をイメージして出来るだけメレンゲを潰さないようにさっくり混ぜて下さい。
ひとつひとつの作業を焦らずゆっくりやりましょう!
いただきます♪
豆腐は食感をしっとりさせる為なので豆腐の味はするわけではありませんが、バニラオイルのおかげで風味もいいですし、とにかくうまい!
しっとりだけでなくメレンゲのおかげでふわふわとした仕上がりにもなってます。
バニラだけではなく卵の風味も負けてません。
出来たその日でもいいですし、あえて一晩冷蔵庫に入れて寝かせるのもいい。
生クリームをつけなくても満足出来る味です。
バニラオイルとバニラエッセンスについて
今回のシフォンケーキにはバニラの香り(風味)は必要です。バニラの香りをつけずに作ると無味無臭のシフォンケーキに仕上がってしまいます。
加熱するものにはバニラオイル、加熱しないものにはバニラエッセンスを使います。
ですが、
僕が試作を何度も繰り返した結果からすると焼き菓子にバニラエッセンスを使っても香りがつきますし美味しいです。
もし、お家にバニラオイルとバニラエッセンスがあったら作って食べ比べてみて下さい。
僕がバニラエッセンス入りのシフォンケーキを試食したとき「バニラエッセンスでもいける」と思いました。
あくまで個人的は意見ではありますが、加熱するからといってバニラオイルにこだわらなくてもバニラエッセンスでもいいかなと思います。
使った材料の小話
卵に記載されている賞味期限は生食が出来る期限です。
火を通せば、賞味期限が切れても食べれます。
賞味期限が切れてから1週間、10日、1カ月と色々言われてますが、卵を割ってみて確認する事も出来ます。
卵を割って白身が変色、黄身の形が崩れてる場合は食べるのはやめておいた方がいいでしょう。
テレビやネットでは薄力粉を保存する際、ダニ対策として冷蔵庫に入れて保存をする事をおすすめしてる方がいらっしゃいます。
ですが、製造会社さんは冷蔵庫の保存はすすめておりません。
それは、冷蔵庫の中のニオイが薄力粉にうつってしまったり、結露によって薄力粉が固まったりカビが発生する場合があるからだそうです。
■水に浸けて保存
- 密閉容器に残った豆腐と豆腐がかぶるくらいの水を入れます。
- 1を冷蔵庫に入れて保存します。水は毎日入れかえましょう。
■水なしで保存
- 密閉容器に残った豆腐を入れます。
- 1を冷蔵庫に入れて保存します。
この方法は水に浸けて保存するよりも傷みやすいのでご注意下さい。
■冷凍して保存
- 残った豆腐をキッチンペーパーで水気をとります。
- お好みの大きさに切ったらひとつずつラップで包み保存袋に入れます。
- 冷凍庫に入れます。
解凍は自然解凍、レンジで解凍、流水解凍がありますが自然解凍が手軽でおすすめです。
レンジで解凍する場合は豆腐を保存袋から出して耐熱容器に移して下さい。
当サイト【アイラブ・メシ】のLINEアカウントです!更新のお知らせやお得な情報を配信します。
ツイッターもやってます。フォローお待ちしております!
ほかのレシピのご紹介、お問い合わせなど
【豆腐バニラシフォンケーキのレシピ】で使った食材の関連レシピ
【豆腐バニラシフォンケーキのレシピ】のおさらい
お問い合わせ、リクエストについて
関連レシピ
今回のレシピでは【卵、豆腐】を使いましたが、他にもレシピがございます。
卵のおすすめレシピ
豆腐のおすすめレシピ
※その他のレシピも検索、カテゴリーなどで簡単に探すことが出来ます。
お問い合わせとリクエスト
ご紹介したレシピについて、わからない事がありましたらお気楽にお問い合わせ下さい。
さらに「こんな料理作ってほしい!」などのリクエストもお待ちしております。
※お問い合わせのお名前は匿名でも構いません。
※皆様からのリクエストによって出来たレシピも多数ございます。
※リクエストのお問い合わせは記事にご紹介させていただく事もございますがご了承下さい。
レシピのおさらい
- 焼き時間と温度は調整して下さい。
- 出来たその日でも美味しいのですが、冷蔵庫で一晩おくと卵の風味が出てきますし、しっとりとした食感が増して美味しいですよ。
- シフォンケーキはメレンゲが命です。作り方の通りツノの先が少し曲がる程度のメレンゲを作ったら卵黄生地と【の】をイメージして出来るだけメレンゲを潰さないようにさっくり混ぜて下さい。
- 豆腐は食感をしっとりさせる為なので豆腐の味はするわけではありませんが、バニラオイルのおかげで風味もいいですし、とにかくうまい!バニラだけではなく卵の風味も負けてません。